『「准教授・高槻彰良の推察」呪いと祝の語りごと』

いよいよ「准教授・高槻彰良の推察」シリーズの最新刊、『「准教授・高槻彰良の推察」呪いと祝いの語りごと澤村御影著のご紹介です。

この本から読み始めたんだっけ?

うさぷ
うさぷ

月子
月子

そうそう。澤村先生がヤミツキのTweetにいいね!を下さったので、この「呪いと祝いの語りごと」から読んでみたのよー。

今回も電車移動の時に集中して読んでいました。かなり集中して読み進めてました。

ということでまず、あらすじから

尚哉の友人・難波の元に不幸の手紙が届いた。
時を同じくして、高槻と尚哉は「図書館のマリエさん」という聞き慣れない都市伝説を知る。
図書館の蔵書に隠された暗号を解かないと呪われるというのだが……。――「不幸の手紙と呪いの暗号」

鬼神伝説が残る村に調査に出向いた一行は、不気味な洞窟で、額に穴のあいた頭蓋骨を見つける。
その直後、高槻に思いがけない受難が……。 尚哉は、佐々倉はどうする!?
「あぁ、この世はなんてたくさんの呪いに満ちているんだろうね。」――「鬼を祀る家」

高槻と、幼馴染である捜査一課の刑事・佐々倉の幼い頃を描いた番外編「【extra】それはかつての日の話」も収録。

いま、売れに売れている民俗学ミステリ、シリーズ待望の第3巻!
本当に、面白いんです!!!

Amazonより引用

最初にも書いたように、実はこのシリーズの最新刊のこの本から私は読み始めました。
でも、特に違和感もなく読み進められました。

第1章は不幸の手紙に関わるお話です。

不幸の手紙ってそういえばあったねえー。

うさぷ
うさぷ

月子
月子
学校で問題になったこともあるよねー。

この第1章を読んだ時に、「あー!都市伝説ってこんなふうに広がるんだ!」と納得しました。
高槻先生の「呪い」の解説がとても面白い。
呪いがどのように発生するのか・・・
そして「図書館のマリエさんの呪い」には悲しい背景があったという結末が・・・。

第2章の「鬼を祀る家」はなかなか読み応えがありました。
鬼の洞窟と言われている場所にある小さな祠。
そして、鬼の伝説にまつわる滝で高槻先生に起こる災難。
鬼伝説がそのあと解き明かされ、鬼頭家にまつわる呪いを高槻先生が解くのですが、なかなかスリルがありました。

それから最後に高槻先生の生い立ちに関する「それはかつての日の話」も収められています。
このいきさつを先に読んでいたので、このあと1巻,2巻を読んだのですが、内容がすんなり入ってきました。

続編が出版されるのが待ち遠しいです。

月子でした。

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