次元大介に見る男の美学と生き様

どうも、闇島です。

みなさんは、ルパン三世好きですか?
僕は、ルパン三世は小学校の低学年から大好きで、TVスペシャルは欠かさず見ていました。
(始めてみたのはバイバイリバティだったかな)

ルパン三世は大人になっても好きなままでした。
自分の中ではかなり珍しいですね。
子供の頃に好きだったものが、今でも好きなんてそうそう無いと思います。
(ドラえもんとか、ドラゴンボールとか好きだったけど、もう肌感覚的に合わないもんなぁ)

子供の頃は、ルパンの陽気なキャラが好きでしたし、五ェ門の人間離れした剣術にしびれました。
(燃えよ斬鉄剣は、何度も見返すほど好きでしたね)
しかし、大人になると、次第にルパンや五エ門よりも・・・
次元大介にものすごく惚れ込むようになったんですよね。

子供の頃にはわからなかった次元の渋さに気付いたというか、
「こういう男になりたい」っていう理想像が正に彼なんですよね。
とにかく男の美学に服を着せたら次元になるんじゃないかってくらいカッコイイ。

ちなみにですが、次元大介って声に出して言うと「次元大好き」に聞こえませんか?
僕だけですか、そうですか。

さて今回はそんな男の中の男、次元に関して色々書いていきたいと思います。
結構好き勝手に書いてるので、そのへんはご容赦ください

ロマンチストと言えばルパン?いやいや、ロマンチストは次元だよ

ロマンチストといえばルパン三世でしょ!という人は多いと思いますが、僕的にはルパンは結構なリアリストだと思うんですよね。
ルパンは夢を見ないし、女性に対しても「裏切りは女のアクセサリー」といったりと達観したところがあります。
女ったらしなところも、女性にロマンをみているというより快楽主義的なのかなと思います。

実のところ、本当のロマンチストは次元大介だったりします。

次元は、女嫌いで通ってますが、あれはどちらかと言えば「尻軽だったり、バカっぽい女は嫌い」なんだと思います。(っていうか、嫌いなのって不二子だけなんじゃないかな・・・)
実際テレビシリーズで、次元のロマンスは何度か書かれますが「芯を持った美しく強い女」に対しては、次元は好意を寄せています。

その女性とのロマンス回にて、次元大介のロマンチストっぷりが遺憾なく発揮されます。
フラメンコのダンサーと恋仲に落ちたら、あの次元が胸ポケットにバラを刺して、
「俺があんたをずっと守ってやるよ」的なことを言っちゃうんですよ。ヒャー

また、ソ連で出会ったプリマ・ドンナの為に、命を投げ出してまで亡命を手伝ったりと情熱的なアプローチでロマンチストっぷりを魅せます。
ちなみに、その回のラストには「お前はただのロマンチストだ!」ってルパンに怒られます。

それ以外にも、次元の女性絡みの話は、なんともロマンチックな話が多いです。

女ったらしで快楽主義的なルパンとは対象的に、次元はどこか女性に対して神聖視し過ぎてるところがあると思うんですよね(笑)
だから、不用意に口説かないし、大体の女性に対しては結構そっけなかったりします。
惚れた女性に対してはめちゃくちゃ尽くすのにね。

ちなみにですが、僕はルパン三世のテーマ・・・「真っ赤なバラは、あいつの唇~♪」って歌詞があるじゃないですか。
あれってルパンっていうより次元にピッタリな歌詞だと思うんですよね。
ルパンにピッタリなのは「ルパン音頭」だな。(お~れ~はる~ぱんだ~ぞ~)

男の美学を貫く、それが次元大介

「次元大介の墓標」では、ヤエル奥崎との早打ち勝負の際、次元は徹底的に軽量化した銃を使うなど実用性重視を貫くヤエル奥崎に対してこんな事を言います。

「お前がどれだけ軽い銃を使おうが知ったこっちゃ無いが、俺に言わせりゃロマンに欠けるな」

相手よりも不利な獲物であっても自分の美学をつらぬく、その姿勢に痺れる名言ですよね。

ルパンも独自の美学を持っていますが、次元もかなりのものです。
飲むお酒も拘ってますし(バーボンしか飲まないとか、スコッチしか飲まないとか言ったり、ワイン飲んだりするけど)、銃に関してもオートマチックを好まずリボルバーを愛用しています。(適材適所でスナイパーライフルとか使ってますが)
筋が通らない事は嫌いですし、借りはきっちり返すし、仲間は絶対裏切りません、また約束はまず破りません。

次元大介の数々の名言も、彼の経験から裏打ちされた美学が伺えます。

美学って良いですよね。
世の中の物事って、メリットデメリットで判断しようとしがちじゃないですか。
でも、独自の美学を持ってる人はそうじゃないんですよね。
どちらがより美しいか・・・例えデメリットの方が大きかったとしても己の美学に反するなら甘んじてそのデメリットも受け入れる。
その生き方ってカッコイイと思いませんか?

お茶目なところも魅力的

次元って、ずっとキザでカッコつけてばかり居るかって言ったら、そんなことなくて結構お茶目なんですよね。
料理を作ってる時に一人で西部劇の真似事したり、ルパンとや敵との会話でもジョークも飛ばしますし、窮地に追いやられていても軽口を叩いたりします。

ルパンとふざけあってるところは見てる側もほっこりするし、
ルパンの女房かってくらい面倒見の良さというか、献身さはかなり愉快です。

決めるところはキッチリ決めるけど、シリアスになりすぎないところも次元の魅力なんですよねぇ
ここは本当に見習いたいところかも。

まとめ

というわけで、語りだしたら一晩中語れるくらい次元大介に惚れ込んでます。
スーパーマン的なルパンもカッコイイけど、やっぱり生き様というか、男として憧れる背中は次元大介なんだよなぁ

将来、ああいう渋い男になれたら良いなと思う闇島でした。

あばよ!

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