「未来あるクリエイターを支援したい」という思いから、50万円で作品を買いました。

ヤミツキテレビの制作運営を担当している闇島です。

Twitterに流星のごとく現れ、今やテレビや取材で引っ張りだこの新生気鋭クリエイター
「MOZU」くんという方を皆さんはご存知でしょうか??

この動画は、MOZUくんが制作したジオラマアニメです。
このジオラマアニメを制作した当時はなんと高校生2年生だったのだそうです。

ご覧になってみてどう感じましたか?

これを見て僕は「どんな人生を歩んだらここまでの物が制作できるレベルにまで高校2年生で到達できるんだ」と素直に驚愕しました。

造形だけではなく、ライティング、カメラワーク、ストーリーなど、とてもじゃないですが素人が一人で作った作品とは思えない出来で、プロの映像作品としても通用するものだと思います。

シン・ゴジラの樋口真嗣監督も彼のその才能に驚き「おそろしい子!」とコメントを残しており、またひつじのショーンが好きだと公言していたことがきっかけとなり「アードマン・アニメーションズ」にインターンとして招待されたり、ウェス・アンダーソン監督の「犬が島」という作品の制作に協力したりなど、すでに世界で活躍することを期待をされている有望な若手クリエイターです。

作品本もすでに3冊発売しており、現在若干20歳にして、そのポテンシャルは常に上がり続けています。

「天才」という言葉がここまでピッタリくる人もいないんじゃないでしょうか???

 

ヤミツキテレビの朗読を担当されている月子さんは、初期のころから彼の活動を応援していてクラウドファンディングにも積極的に参加しており、僕は月子さんづてでMOZUくんという存在を知っていましたし、「若い子なのに頑張っているな~」という気持ちはあるものの住む世界が違いすぎると感じていたので自分から特に関わることはしませんでした。

そんな自分が、なぜ彼の作品を50万で購入しようと決めたのか?と申しますと・・・

若いクリエイターを支援したい!という気持ちが自分の中で年々強くなっていたからです。

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僕は、小学生の頃から漫画家を目指し、高校卒業して漫画家を諦め就職し、そこから造形師、俳優、アクターと創作の場を変え、今はせこせことYOUTUBEで怪談朗読動画を作っているという人間です。

友人などは「色んなことをマルチでやってるね」と言われますが、僕からすると自分の評価は「全て中途半端で投げ出してきた人間」だと思ってます。

だから、一つのことに真っ直ぐに創作活動をしている人を見ると「凄いなぁ」とか「羨ましいなぁ」と感じるんです。

もう少し若い頃はギラギラしてて「俺だって!!!」って思ってましたが、もう30歳過ぎてしまい、クリエイターとして自分の中から絞り出せるものがなくなって・・・
自分はクリエイターとしては終わったんだな・・・と感じることが多くなりました。

ですが、若いクリエイターの子は自分にはできないことが出来る。
多くの人を楽しませて、日本を元気にするパワーがあると感じています。

だったら自分にできることは、「若いクリエイターを支援することじゃないか」と思い始めたのです。

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MOZUくんの講演に言ってきた月子さんから、MOZUくんの家庭環境や本人の考えや人となりを知りました。

多くの人を喜ばせたり、幸せにしたり、人の役に立つことが、
自分にはできないことが彼ならできると確信に近いものを感じたのです。

 

だから、どうしても彼を支援したくなりました。
新しい若い才能に対して、自分はクリエイターとしては何もできないことはわかっていました。
支援したお金で新たな創作活動に役立ててくれるなら嬉しいと思い、
支援のお願いをしたのですが、決して二つ返事での了承ではありませんでした。

自分の今の気持ちを伝え、月子さんの協力もあり、どうにか支援させていただけることになりました。

最初は、向こう側にも負担がかからないようにスポンサー契約という形で交渉していたのですが、最終的に作品購入という形になりました。

受け入れてくれたことに本当に感謝していますし、自分が少しでも世の中の役に立てる一部に慣れたのならこんなに嬉しく光栄なことは無いと思います。

 

世界には沢山の才能があります。
その才能を伸ばすには、様々な支援も必要だと思います。
自分よりも能力がある人を羨むのではなく、支援することでもっと良い世の中が出来るなら、それも社会貢献の一つなのではないかと思います。

僕は、そうした信念を持って今回彼の作品を購入させていただきました。

僕に出来るのはたったこれだけですが、これからも自分がコレは!!と思う人には積極的に支援ができれば良いなと思います。

 

闇島でした。

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