朗読において訛りは、味か、癖か。
先日、闇島こんな発言をしました。
月子さんは結構なまってる方だから、そのなまりを矯正して、正しい発音を目指して行こうと思っているけど、そうした「人間っぽい部分」が月子さんの魅力なのかもしれないなと思い直してる。
もちろんあまりに違和感を感じる発音は治すけど・・・— ヤミツキテレビ@怪談朗読 (@tv_yamituki) 2017年7月16日
昔何かの番組で見たけど、モノマネが激ウマの歌手が色んなオーディションを受けるも全て落ちてしまうというエピソードがあって、落選させた審査員が挙って言うのは「歌に魂がこもってない」ということだった。
彼の歌は、あまりにも正確過ぎてロボットの用に感じられたのかも。— ヤミツキテレビ@怪談朗読 (@tv_yamituki) 2017年7月16日
人間って完璧を求める部分があるけれど、不完全さがないと愛せないのかもしれない。
その不完全さが「面白み」だったり「愛嬌」になったり「味」になったりするのかな。
逆に完璧なものはよく「魂が無い」と言われる。
デジタルの絵に違和感を感じたり、ゲームのキャラクターを不気味に感じたりと— ヤミツキテレビ@怪談朗読 (@tv_yamituki) 2017年7月16日
目指すべき完璧と、残すべき不完全を両立してこそ、最高の作品ができるのかもしれない。
— ヤミツキテレビ@怪談朗読 (@tv_yamituki) 2017年7月16日
この意見に関して、沢山のファンの方から、「月子さんの訛りも含めて好きです」との声をいただきました。
そして、このツイートに対して、遠回しにこのようなご意見をいただきました。
朗読において「訛り」が「味」って言う人がいますがちょっとズレがある気がします。
自分は「訛る」「訛らない」が両方出来て、敢えて「訛る」を選んだならそれは「味」だと思うんです。
でも、「訛る」しか出来ないならそれは「味」では無くて「癖」だと思う。— 愚人 (@foolman666) 2017年7月26日
ホメ殺しって怖いよね(;`・ω・´)コレは個性とかじゃなくて矯正すべき物でも「好きです〜」って言っちゃうんだもん、怪談よりよっぽど怖いわ。
— 愚人 (@foolman666) 2017年7月25日
反論します。
>>朗読において「訛り」が「味」って言う人がいますが~
まず闇島は、『その不完全さ(訛り)が「面白み」だったり「愛嬌」になったり「味」になったりするのかな。』と発言していますが、決して断言しているわけではありません。
確かに月子さんの朗読には訛りがあります。本人も認めるところです。
それでも、数多くのユーザーに支持される月子さんの朗読の魅力ってなんだろう?と闇島も理由を考えています。
声なのか、朗読の間なのか・・・その魅力を最大限に活かすにはどうしたら良いのか。
みんなが求めているもの、正解はなんなのか常に考えています。
もしかしたら、その魅力の一つが訛りだったり不完全な部分にもあるの「かもしれない」と思い、このようなツイートをしたわけです。
訛りは味だ!!!なんて、断言しているわけではありません。
そして、それに甘んじるつもりもありません。
完璧にはなれないけれども、完璧を目指し、残すべき不完全の可能性も視野に入れて成長していきたいと考えています。
>>「訛る」しか出来ないならそれは「味」では無くて「癖」だと思う。
そもそも「味かどうか」を判断するのはその朗読を聞いている「聞く側」です。
自身の癖と思っている部分が、聞いてる側には「味」と思われている「可能性」があるんです。
正解がわからない以上、その可能性を含めて考えなければいけません。
>>個性とかじゃなくて矯正すべき物
本当にそうなんでしょうか?
では、なぜ正しい発音が出来ない訛りのある月子さんは多くのユーザーに受け入れられているのでしょうか?
本当に矯正「すべき」ものなのでしょうか?
「こうあるべき」みたいな「べき」論は、思考停止そのものです。
ディスカッション
コメント一覧
真の標準語とは?
訛りがあったら朗読してはいけないのか?
そもそも 、日本語には真の標準語なんてあるのか?
NHKのアナウンサーが、正しいイントネーションを
使っているとは到底思えない。
江戸落語は江戸言葉じゃないと、気分が出ない。
上方落語もしかり。
舞子さんが標準語使ったら興ざめ。
遠野物語、これはやはり訛りがあったほうが怖いと思う。
朗読は果たして、標準語使う意味があるのか?
無いと思う。
繰り返しになるが
日本語には真の標準語はない。
東京で生まれ育だち、住んでいる人の言葉は東京弁だ。
どれをとって標準語としているのか?
それをはっきりさせず、上から目線で訛りを否定するのは、おごりとしか思えない。
Lにゃんこさん
ありがとうございます。
一言一言に頷いてしまいました。
>>日本語には真の標準語はない。
まさしくその通りだと思います。
そして訛りが悪いわけでもないんですよね。
芸術とか芸能については「これが正解」というものがないからこそ、奥が深く面白い。
各々が試行錯誤して発表して、そこに一定の支持者がいたのであれば「芸」として成立し得るものだと思いますし、それは朗読についても同様な気がします。
愚人さんの朗読はとても拘りがあってすごいと思いますが、それを正道として他の人に当然のように求めるのはちょっと違うかなーと思いました。
べき論的なことを、あえて言うなら
クリエイターさんは「自分がどういう創作したいのか」を一番重視すべきで、ユーザーは、創作されたものが気に入らなければ離れていけばいいし、好きだと思えば支持をする。
ただそれだけのお話ではないのでしょうか。
あと、今回の件、「スルーするのが大人の対応」と言う人もいるかと思いますが、自分たちのスタンスを、直接的であれ間接的であれ批判されて黙っているのが正しいとは私は思わないし(もし何も言わないのなら「その程度の拘りなんだ・・・」と感じてしまう)、あえて声を上げて抗議する闇島さんはカッコいいと思いますw
これからも応援してます!
妖怪ぬくぬくさん
ありがとうございます。
こちらのコメントも、一言一言頷きながら読ませて頂きました。
今回は、反論と一緒に自身のスタンスの話もさせてもらいました。
今後も情熱を持って創作に打ち込みたいと思います!!
いつも楽しく拝聴しております。
ヤミツキテレビの大ファンです。
訛りについて直す「べき」ものではないとは私も思いますが、私は出来うる限りは直してほしい派です。
あまりにも抑揚がある正しすぎる怪談朗読は好みではないため、月子さんの朗読に淡々とした冷たさを感じており、そこが好きでした。
なので、訛りがあると話の内容や雰囲気にどうしても集中できません。
もちろん、私の気にしすぎということもありますし、あまりにもおかしければ修正するというお二人の方針を理解しておりますのでいちファンのいち意見ということでさらっと流していただければと存じます。
今回の話題、Twitterで初めて話が出た際に「味だ」とおっしゃる方が多かったので、水を差したくなくて黙っていましたが、こういうファンもいるということで…。
お二人に落ち込んでもらいたい旨の意見ではないということだけ、最後にお伝えしておきます。
不慣れなもので、読みにくい文章で失礼いたしました。これからも楽しみにしております。
コメントありがとうございます。
落ち込むなって言われても落ち込みますよ笑
昨年の今頃から、ヤミツキテレビさんの朗読を聞かせていただいております
紅雨(クレア)と申しますm(*_ _)m
私からしたら、月子さんの訛りは全く気になりません。
むしろ更新が待ち遠しいくらいです。
遠回しにべき論や押し付けなんて、器が小さい、大人気ないとしか
思えない気がしますよ(^ω^;)(笑)
多少の訛りなんて誰にでもあるものですし、ヤミツキさんは
今のままでも良いと私は思います( *・ω・)ノ
紅雨さん
ありがとうございます(´vωv`*)
そう言って貰えると、ありがたいです。
これからも朗読のクオリティを上げつつ頑張って行こうと思います!
よろしくお願いします!
あの月子さんの朗読が好き
勿論、闇島さんの声も好き
だから聞いています
それだけで良いんじゃ無いでしょうか( ´͈ ᵕ `͈ )