GODZILLA~キングオブモンスターズ~は「人間が全く主役ではない!!!」ネタバレなし

闇島です。

GODZILLA~キングオブモンスターズ~の公開日ということで早速レイトショーで見てきました!!

映画に点数をつけるのは苦手ですが・・・
もし、これを見てる人が人間ドラマや映画としての整合性を求めるならきっとこの映画に50点をつけるでしょう。
しかし、怪獣が暴れてプロレスして街をぶっ壊しまくって近距離でドカドカ戦う怪獣映画が見たい人なら・・・2兆点をつけると思います!!!

 

最近でっかいやつが大暴れする映画をよく作ってるレジェンダリーはよくわかってる。
「怪獣映画は、怪獣が暴れればそれでいいんだよ!!!!」
こんなメッセージが最近のレジェンダリー映画からはひしひしと感じます。
(あと如実に中国資本が入ってるのも)

監督のインタビューをみましたが、「何を見せたいのか」をよくわかってる監督だなと思っていました。
溢れんばかりのGODZILLA愛を感じたので期待大で劇場へ
実際に映画を見たら、笑ってしまうほど「見せたい絵しかとってない」状態で最高にスカッとする映画でした!!

 

アメリカの批評では「人間ドラマが薄い」と評価されていましたが・・・
そもそもこの映画は「人間」が主役ではありません。
この映画は「怪獣」が主役であり、怪獣を如何にかっこよく見せるかを考えて人間を配置しています。

劇中で「人間は怪獣相手ではどうすることもできない」と何度となく説明されており、画面からも人類の無力さを描いていますが、この作品自体が「怪獣」の都合で「人間」が振り回されており、怪獣という主役の味付け程度の存在でしかありません。

人間ドラマが無いのではなく、怪獣という神にも近い存在の前にただただ翻弄され「怪獣の戦いをより最高の状態で見せる装置」でしかないのが人間なのです。

 

だから人間ドラマだけを切り出すと・・・
なんであの人はこんなおかしい行動とってるの!?とか
1人の人間救うのに何人死んでるねん!!とか
あんた死ぬ必要ないやん!!とか
矛盾だらけでも「より怪獣をよく見せるため」という大義名分のためにはそんなものは些細な問題というか、もうどうでもいいです。

ゴジラが、キングギドラが、モスラが、ラドンがバチバチに戦ってその中を小さい人間が走っているというダイナミックな画面が見れる!!

それが全てな映画でした!!

シン・ゴジラも最高でしたが・・・
GODZILLA~キングオブモンスターズ~は怪獣プロレス映画として、最高の映画でした!!

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