武田鉄矢のエロス・タナトス論が面白かったのでシェア&自分のこと。
どうも闇島です。
武田鉄矢氏が以前ワイドナショーで語った「エロスとタナトス論」が昔から結構好きで、知らない人もいるかもしれないからシェアしたいと思います。
武田鉄矢氏は、猟奇的な少年犯罪についてコメントを求められた時こんな見解をだしました。
「思春期にエロス(性)に触れる機会が遅かった子供はタナトス(死)に惹かれる。」
正しい人間の成長の過程として、先にエロス(性)に目覚めることで、タナトス(死)へ惹かれることがなくなる。
それが思春期にエロス(性)に目覚めなかった子供は、タナトス(死)のほうに惹かれてしまう。
こういった内容を語っていました。
(要点をピックアップして書いたのでこのまま発言したわけではありません)
この話を聞いた時、自分がまさにそうだったので
「だから俺は今でもこうなのか!」と膝を打つほどではないですが、納得しました。
といっても、武田鉄矢氏曰くは「あまりにも潔癖な環境だと死の方向に向かっちゃうよ」っていうことで自分に完璧に当てはまってるわけじゃないんですけどね
僕も、学生の頃から「死」というものを見つめてきました。
いつからそうなったのかはわかりませんが、とにかく「死」に興味津々だったんです。
僕の青春は、エロス(性)とは程遠いものでした。
興味がなかったわけではないですし、むしろ興味津々でしたが親が厳しかったのと、元から陰キャだったのでとてもじゃないですが女性と話をすることや関わることが出来ませんでした。
いっちょ前に恋もしましたが、告白するも撃沈して暗い青春を過ごすことになります。
そのかわり、ときめきメモリアル2というゲームで伊集院メイという素敵な女性と出会うことになるのですが・・・その話は置いといて。
とにかく自分の青春から「性」というものはかなり遠い存在になってしまいました。
代わりにのめり込んだのが漫画でした。
漫画を読むのも好きでしたし、書くのも好きでした。
大好きだった漫画はベルセルクで、あのグロテスクな描写、死の世界に惹かれてきました。
自ずと自分自身も書く絵はグロテスクなものが多くなっていきます。
高校生の頃に美術部に入りましたが、そこで書いていた絵画は大体が内蔵が飛び出した女性や、筋肉がむき出しになった男性などグロテスクな絵でした。
(何の気なしに見た女子生徒が悲鳴上げるくらいにはグロかったです)
とにかく「死」を描きたかった、表現したかったんです。
一般的には中二病って言われる症状かもしれません。
ただ、自分は高校を卒業した後もずっと「死」について考えることはやめられませんでした。
今現在も常に「死」について考えています。
自傷癖は無いですが、妄想の中で自分にナイフを突き刺したり、心臓をえぐり出したり、体を解体してみたり、ふっと気がつくとそうした妄想をしています。
ほぼ毎日です。
また生きる基準が常に「死」であることにも気が付きました。
3・11の大災害をみて自分は
「被害にあった人たちは、この日死ぬと思っていなかったはず。自分も死ぬときに悔いのないようにしなくては・・・」
と思い、いろんな活動をはじめました。
一見前向きのようですが、「悔いのないように死にたい」というように「死」が基準でした。
学生の頃からホラー好きなのもこの影響かもしれません。
学生の頃、十分な性(生)を謳歌できなかった自分はタナトス(死)へと惹かれてしまった。
武田鉄矢氏のエロス・タナトス論で気付かされました。
ヤミツキテレビでの活動もある意味「死」を表現したいのかもしれません。
そもそも洒落怖好きなのも、そこにリアルな「死」の世界が書かれているからですし。
以上闇島でした。
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