凄い人間の前に立った人には2つの選択肢しか無いという話

どうも、闇島です。

またまた羽生結弦選手の話になってしまいますが・・・
(しかもまたしてもネガティブ方面、申し訳ない)

羽生結弦選手は高校生時代、こんな壮絶ないじめを受けていたそうです。

スケートをただ懸命にやっているだけ。それでも周囲の目は違った。10年世界ジュニア選手権で優勝した直後に東北高校に入学すると、羽生の席は教室前方のドアのそば。休み時間になると同級生、上級生がひっきりなしに教室に訪れた。サインを求められれば、1人1人に快く応じた。ある日、甲子園常連の野球部の上級生から頼まれ、いつものようにサインを書くと、突然バンという大きな音が響いた。背後から「調子にのってんなよ!」。教室のごみ箱に、サインを書いたばかりの国語辞書が捨てられていた。

引用 https://www.nikkansports.com/olympic/pyeongchang2018/figureskate/news/201802180000134.html

この記事に書かれていること以外にも、椅子に焼きそばをぶちまけられたり、中傷を目的としたあだ名を付けられたりと、彼の高校生生活は平穏とは程遠いものだったようです。

僕は、いじめというものは基本的に嫌いです。

何を隠そう、僕自身過去にほんのすこしですが、いじめられた経験があるからです。
中学生時代、相手は女子生徒でした。
席替えでたまたま隣の席になったのですが、どうも彼女的に僕は生理的に受け付けなかったようで、事ある毎に嫌味や軽い暴力を受けていました。

まぁ、基本的に僕は黙っていじめに甘んじるような性格ではないので、色々と手を回して、強制的にいじめをなくさせたわけですが・・・

その話はこの話に関係ないからいいや。

 

羽生結弦選手へ話を戻します。

羽生結弦選手へのいじめは、到底許されるべきものではありません。
なぜ非の打ち所のない彼に対し、このようないじめをするのか・・・
有名人に対する嫉妬があったのではと言われていますが・・・僕は、別の要因があったと考えています。

それは、

「凄い人間の前では、凡人は好きになるか嫌いになるかしか選択肢がない」

ということです。

 

ベルセルク(作者:三浦建太郎)という漫画の話へと話はまた飛ぶのですが・・・

鷹の団の団長グリフィスは、ミッドランド王国の王妃に厄介者として命を狙われます。
そこでグリフィスはあらゆる手引をしていたフォス大臣の弱みをにぎり、自身が犯人とわからないように王妃を返り討ちにします。
その時、フォス大臣はいつから自分がグリフィスに対し敵意を持っていることを知っていたのかという問いに、グリフィスはこう答えます。

「真に恐ろしいと感じるものを前にした時、人はそれを無視することはできません。執りえる行動は2つに1つ、従属しその庇護の元に加わるか、その存在を抹消し恐怖をかき消すか」

グリフィスはあまりにしてもその才能、能力が高すぎました。
信仰ともいえるほど彼に服従するものもいれば、彼を殺したいほどの悪意を向けるものもいます。
彼が鷹の団の団長として生きている間は、ガッツを除いて、そのどちらかしかいなかったと思われます。

 

さて、再び話を少し戻しましょう。

抜きん出た才能を持つ人は、凡人からしたらあまりにも凄すぎて対等の人間として考えられません。
最初から「対等に接する」「対等の人間として考える」という選択肢がなくなります。

しかし、凄い人間であるのですから、無関心というわけにはいきません。
否が応でも意識させられてしまいます。
その時、凡人に許されるのは「好きになるか」「嫌いになるか」の2つしか残されていません。

羽生結弦選手と同じ高校にいた人間にかぎらず、彼と同等に話ができる人間というのは限られています。
僕達に許されているのは、彼を大好きになるか、大嫌いになるかしか無いのです。

僕の知り合いの息子さんも、とある技術を持っていて、世界中に注目される才能として連日メディアに取り上げられています。
しかし、その人もまた学校で、妬み嫉みによるいじめをうけていたようです。
彼もまた、その才能により孤立していった一人なのだと思います。

だからいじめは致し方なしというわけではありません。
何度も言いますが、いじめは許されるべきものではありません。

しかし、人間とはなんとも悲しいことにそういう仕組になっているんだということを知っておくと、「なんであの人はあのすごい人のことが嫌いなんだろう?」というハテナに答えが出てきます。

そして自分自身、凄い人間と出会った時に、そういった感情に支配されないようにしたいものです。

 

以上、闇島でした。

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