「わかりやすさ」が大事という話。

『わかりやすさ』は非常に大事だと思う。

もちろん、難解なものを愛し、考察することが大好きな人がいるのも知ってる。

それでも、『わかりやすさ』って大事だと思う。

 

アーノルド・シュワルツェネッガー主演の「コマンドー」のように、単純明快なストーリー展開の作品は何十年も愛されているし・・・

池上彰さんのように、難しい話を噛み砕いて説明してくれて、我々でもわかった気にさせてくれる人は重宝されているし・・・

難しくて複雑だったものは、どんどん改良されて簡単に操作できるようになっているし・・・

難しい話をわかりやすく解説した解説本は飛ぶように売れている。

 

世の中は、『わかりやすい』ものを求めいる。

それは、人に対しても同じで・・・

サラリーマンだったらスーツ着てて欲しいし、ラッパーだったらラッパーっぽい格好しててほしいし、芸術家だったらなんかよくわかんない服着てて欲しい。

そうじゃないと「わかりづらい」から。

そして、皆それに合わせてそういう格好をしている。
非常にわかりやすい世の中だと思う。

 

わかりやすい作品や、ものというのは・・・価値を共有しやすい。
100人中100人が理解できるものは、100人と価値を共有することができる・・・つまり100人とコミュニケーションを取ることができる。

「シンゴジラ」は難解なように見せて、実はどんな人が見ても同じ感想になるくらいわかりやすい作品だったので、多くの人とその価値を共有することができた。
そこから生まれるコミュニケーションの波が流行となりブームに一役買ったのだと思っている。

 

クリエイターや、物を作る人は、ついつい自分の能力を披露したいがために、難解なものを作ってしまいがちになってしまうと思う。

しかし、ユーザーは『わかりやすい』ものを、求めている。

これから作品を作る上では独りよがりにならずに・・・これはわかりやすいか、みんなが理解できるかという第三者目線が必要になると思う。

『わかりづらくても良い』という『アート作品』を作っているなら別だが、そうでないなら、『わかりやすさ』をよく考えたものが、受けるだろうし、愛されるのだと思う。

 

みんなも、何か作る時、書く時、表現する時は、まずは『わからりやすさ』を念頭において実践してみよう!

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