なぜ「洒落怖」は洒落にならないくらい怖いのか

2017年7月31日

どうも!闇島です!

怪談朗読チャンネル「ヤミツキテレビ」の音響と演出を担当しています。

さて、みなさんは「洒落にならない怖い話」略して「洒落怖」は好きですか?
闇島は大好きです。

暇さえあれば、洒落怖のサイトを開いて読みふけっています。

20歳くらいの頃に、面白くて怖いホラー番組や、ホラーDVDが無くなってきたなと感じた時にたまたま読んだ「八尺様」に衝撃を受け、それ以来どっぷりとハマっています。

今回は、なぜ洒落怖は洒落にならないくらいに怖いのか。

闇島が感じるポイントを上げていこうかと思います。

想像力を掻き立てられる

洒落怖は、基本的に2ちゃんねるやオープンちゃんねるに素人が投稿した話が主です。

ですので、文章が拙かったり、誤字や脱字が多いのですが、それもまた『よい素人感』があってかえって想像力を掻き立てられます。

「八尺様」などの名作は、空気感や、状況説明がたくみでより怖さの純度が高いです。

闇島は「人間の想像力以上に怖いものはない」と常日頃思っています。

暗い空間の中に一人でいる時、奥から何か来るかも知れないと考えた時の想像力を働かせた恐怖ほど怖いものはありません。

読み物は、実際に体験したかのような没入感があり、想像上で最も恐ろしいビジュアルを作り出して我々に迫ってきます。それがたまらないですよね。

創作か、真実か、はっきりしていない

洒落怖の話は、ほとんどが創作か、真実かはっきりしていないものが多いです。

もちろん、全てを創作と切って捨てることもできますが・・・残念ながら創作か、真実か、明確に判断する方法が我々にはないのです。

創作か、真実か、信じるか信じないかは自分次第。
そのはっきりしていない曖昧さがまた、たまらない魅力となっています。

中には、「ヒサルキ」のように各地で目撃例や、体験談が上げられる現象が発生する話もあり、リアリティのある怪談を楽しむことも出来ます。

タブーがない

地上波や、オリジナルビデオでは絶対放送出来ないような、タブーを取り扱った作品が数多くあります。(中には差別を助長するような話もあり注意が必要ですが)

いい意味でも、悪い意味でも、ネットだからこそできるタブーの無さが、より話に深みと現実味を与えています。

そうした「見てはいけないものを見ている背徳感」がたまらないんです。

話しの数が膨大

洒落怖はとにかく話しの数が膨大です。

全てを読むには膨大な時間が必要となり、そして常に新しい話が更新されて続けています。
暇な時や、気軽にホラーを楽しみたい方にはピッタリです。

珠玉混合ですが、数が多いからこそ自分にピッタリの怖い話が出てくるんです。

家探しをしていたら、家の怖い話。

コンビニバイトをしていたなら、コンビニバイトの怖い話などなど。

自分の身近に感じられることほど怖く感じるものです。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

闇島が感じる洒落怖の魅力を書いてみましたが、コレを読んで一人でも多くの人が洒落怖原作を読んでみようと思ってくれたら幸いです。

ヤミツキテレビも、洒落怖の魅力をもっと広げるため、原作の魅力を損なわないよう怖い怪談朗読を作り続けていこうと思います。

では、良い怪談ライフを!

それでは、闇島でした!

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